vidroはGUIアプリケーションですが、アニメーション等のバッチレンダリングや他のソフトからの呼び出しのためにコマンドラインオプションを持っています。 コマンドラインでは以下のように1つの入力ファイル(VDR, FBX, MQO, LWO, 3DS, OBJ, DXF, COLLADA)と、複数のオプションを指定します。
> vidro [INPUT FILE] [OPTION]...
使用できるオプションは以下のものがあります。
| オプション | デフォルト値 | 説明 |
| /run | 起動時に即レンダリングを開始 | |
| /out=filename | レンダリング後、"フォトリアル"の画像をファイルに出力して終了 | |
| filename | レンダリング後、"フォトリアル"の画像をファイルに出力して終了 | |
| /out_npr=filename | レンダリング後、"ノンフォトリアル"の画像をファイルに出力して終了 | |
| /out_contour=filename | レンダリング後、"輪郭線"の画像をファイルに出力して終了 | |
| /out_tr=filename | レンダリング後、"透過率"の画像をファイルに出力して終了 | |
| /out_normal=filename | レンダリング後、"法線"の画像をファイルに出力して終了 | |
| /ae=true or false | true | AE(自動露出) |
| /exposure=float | 1 | 露出 |
| /exposure_img=filename | 露出画像の指定 | |
| /bg=filename | 背景画像の指定 | |
| /width=uint | 320 | 横の解像度 |
| /height=uint | 240 | 縦の解像度 |
| /cp=uint | 1048576 | コースティックスフォトンの放射回数 |
| /vp=uint | 1048576 | ボリュームフォトンの放射回数 |
| /oversampling=uint | 8 + 4096×(焦点距離/(注視点迄の距離×F値))2 | ピクセルあたりのオーバーサンプル数 |
| /gi=float | 512 | パストレーシング全体の品質 |
| /arealight=float | 512 | 面光源の品質 |
| /pointlight=float | 512 | パーティシペイティングメディア内の散乱における点光源の品質 |
下のようにコマンドラインで入力ファイルと/runオプションを指定すると起動と同時に即座にレンダリングが始まります。
> vidro "sample.vdr" /run
ファイル名のパスは相対パスでも絶対パスでもかまいません。さらに/out="画像ファイル名"でレンダリング完了後に画像を保存し、即座に終了します。
> vidro "sample.vdr" /run /out="sample.tif"
/out_pr, /out_npr, /out_normal, /out_trで保存する画像のアートスタイルを指定できます。これらは同時に使えます。
> vidro "sample.vdr" /run /out_pr="sample_pr.tif" /out_tr="sample_tr.tif"
保存先はパスが相対パスの場合、入力ファイルのディレクトリを基準に保存されます。/out, /out_pr, /out_npr, /out_normal, /out_trは、/runと入力ファイルが指定されているときのみ有効です。また、このときオプションでレンダリングパラメータを渡せます。次のように"オプション=値"と書くことでそれぞれのパラメータ値を渡します。オプションを省略した場合デフォルト値が適用されます。
> vidro "sample.vdr" /run /width=640 /height=480
バッチファイル等を使えば連続してレンダリングができるのでアニメーション等作る場合や、スクリプトを組むときに使えると思います。